うとQブログ それだけの話、でして
2020/8/20
(うとQブログ それだけの話、でして)
「こんな状況下で、よく冗談なんか言っていられるね」
とはよく言われるのですが、別段脳天気だからでも大物だからでもありません。
深刻な顔をしたところで事態が好転するわけでもないし、逆に自分の不機嫌が従業員に影響し、従業員の不機嫌がお客様の不快を招いて売上に影響する。
それで朝っぱらから腰ふりダンス付きの、前の記事でお話ししたエロジョークを4,5連発かっ飛ばすわけです。
例えば今度はエアコンの件。
従業員はお客もいないのにエアコンつけるのはもったいないと言って点けたがらないのですが、夏場はナンを焼くタンドリー窯の前は50度にもなりますし、休み時間も窯の火を落とすことができないので、エアコンなしの室内は40度にもなります。
なので、休み時間もエアコンをつけるように厳しく言うのですが、それは自分が善人だからでも人格者だからでもなく、エアコンの電気代のアップに対して従業員がダウンして店を閉めなくてはならなくなる売上減の方が遥かにマイナスだからです。
はたまた、従業員全員に社会保険、労働保険を適応しているのも、今後わが国に外国人が増えれば「不法就労チェック」が厳しくなるであろう事を鼻から予測して、早い段階から手を打っただけの話。
それもこれも偏に(ひとえに)弊社の事業目的を最初から(その時時点の)「利益の最大化」ではなく(将来における)「事業存続の最長化」に置いているからです。
オーナーの人格の出来不出来次元の話ではありませんし、それに類するモラル話とも何ら関係がないのです。
存続の為に、社是に則って、淡々とそれを遂行する。
それだけの話なのでございます。