うとQブログ 寛容英語と不寛容英語

2020/7/31-2

(うとQブログ 寛容英語と不寛容英語)

「国の数だけ英語はある」

と外国の友人が言っておりましたが、どうやら

「その場の数だけ英語はある」

ようです。

当店の外国人従業員も亭主の自分も英語が母国語ではありませんし、お互いの国の文字が余りにも違う為、各々の言葉を使うには難があり、結局英語ベースで話さざるを得ないのですが、どうやらそれは「英語」というより「うとQ語」といった方がいいような代物となっております。

話は替わりますが、同じSNSの英語でもLinkedInやFACEBOOKに出てくる英語はしょっちゅう辞書を引く必要があるのですが、messengerやviber、lineのchat英語は殆ど辞書を引かなくても済むものばかりです。

はたまた、英語が母国語ではない国の大卒の人と、英語が母国語の大卒ではない人とでは、前者の方が、語彙数が多かったり、文法的に正しかったりすることもあります。

そうして更に、英語をしゃべる人達の多くは、我が国の教育でうるさく言われる時制や単数複数、定冠詞不定冠詞(the とa)について意外にも、かなり無頓着だったりもします。

こうしてみると、我が国でこれじゃなきゃ外国では全く通じませんよと言われて教わっている英語は、実は英語圏の内でも超エリート層の公的場面英語、中でも外交交渉並の出現率1%以下の英語である事が分かってきます。

これらを一言で言うと、我が国の英語(教育)は間違い探しの不寛容英語で、諸外国の英語は間違い許し(no problem)の寛容英語。

さて、如何に?