うとQブログ 元気のなさの正体 その4

020/8/13

(うとQブログ 元気のなさの正体 その4)

以前、ある読者から

「あんたは書き過ぎ。いちいち事細かに説明して貰わなくても、その位わかる。却ってうるさいから止めろ」

と。

このご意見を戴いて「自分の傲慢」に気づきました。

曰く「人はここまで説明して上げないとわからないだろうから」という見下しに。

それ以来よくみると、人には「かなりの想像力」があって、ほんの少しのヒントで相当な部分を説明なしで理解していることに気づきました。

そういう人々にとっては「小さな親切、大きなお世話」である事にも。

しかし更にみると、折角備え持ったこの「想像力」もっと言えば周囲の変化や芽生えを察知する「レーダー(探知)機能を備えた感覚器官」が全く動作していないに事にづきました。

折角あるのにそれが作動していない「宝の持ち腐れ」状態。

何故?

で、考え付いたのが、そのレーダーの向きが水平360度の有用方向ではなく、例えば真上か真下の無用方向に向いていて、その本来機能を発揮できていない様な事になっているのではなかろうか?と。

分かり易く言えば「目が明後日の方向を向いている」か「向かされている」

どうしてこんな事が起こっているのかは分かりません。

しかし我々の中の相当数が、あらぬ方向を向いて「気づきの機会」を失ったまま「宝の持ち腐れ常態」に陥り、発散、吸収ではなく硬直、拒否により、元気の機会を失っているような気がしないでもありません。

しかし、このレーダー機能の動作方向が本来方向に向き、ちゃんと動作するよう暫く訓練するだけで、それは容易に回復できるものだとも思っております。

一刻も早い視界、視野、動作方向の点検、修正が必要なような気がします。