テレワーク実践報告

今回の出版に当たっては、はじめから最後まで、完全なテレワーク作業でした。例のコロナ君のせいで?

いやいや前から、自分とHP制作技術者兼「元々物書き」の編集者さんとは。もう6年間そうして来ていました。理由はお互い忙しく時間が取れないか、合わないからです。

で、今般のテレワークについて思ったのですが、テレワークがうまくいくか行かないかは、ひとえに、お互いのコミュニケーション姿勢にかかっているのではないかな?と。

つまり、何とか相手に自分の言いたいこと、伝えたいことを分かってもらおうとする姿勢とそれを満たす方法を見出そうとする努力と、相手の言わんとしていることを何とか理解しようとする「耳を傾け相手の真意をくみ取ろう」する姿勢と心の受容力を相互に持ち合わせることができるか否か?ではないでしょうか。

昨今話題のテレワークにおいて、いくら高価でハイレベルな機材やシステムを導入しても、上述のことが満たされていなければ何の効果も得られません。

例えば、鼻から相手をへこまそうとか、相手の言い分を一切受け付けないとか。本心を隠して言い逃れようとか、相手の上げ足を取ってひっくり返そうといった姿勢であれば、何の効果も生みません。

ですが、これはよくよく考えてみれば、何もテレワークに限ったことではなく、コロナ君が来る前のテレワークが今後の仕事の必須アイテムになる以前の直接面談、直接会議、直接ミーティングにおいてもそうだったはずです(

そんな中で、今、明らかになってきたのは、テレワーク以前から、そういった前向きで生産的なコミュニケーションがほとんどなされていなかった事もう少し突っ込んで言うなら、家族との日常会話においても)

それがテレワークの導入によって如実に顕在化してきた。

今回のコロナ禍が我々についつけている最大の問題、課題は(国、階位、性別、年齢、職種、身内か他人か等によらず)すべての人と人、そうしてひとと環境、生物とのコミュニケーションの在り方ではないでしょうか?